ステーキの焼き加減、呼び名の由来は“ゆで卵”
レア、ミディアム、ウェルダンといろいろあるステーキの焼き加減。あなたはどれがお好みですか?
農林水産省のサイトによると、この中の「レア」と「ウェルダン」という言葉は、卵のゆで加減を表現した言葉に由来するものだそう。
「レア(rare)」は半熟卵を意味する英語の古語、「ウェルダン(well done)」は固ゆで卵をさす「well(正しく) done(調理された)」が由来になっているとか。
ちゃんと辞書にも載っていました。面白いですね。
なんと10種類も!
ステーキの焼き加減をあらわす言い方
レア、ミディアム、ウェルダンのほかにも、ステーキの焼き加減をあらわす言い方はたくさんあります。
よりこだわってお肉の焼き加減をオーダーしたい時にお役立てください。
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・ロー(raw)
火をまったく通していない生肉の状態です。
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・ブルー(blue)
肉の表面だけを焼いた状態です。
中心部に火は通っていません。 -
・ブルーレア(blue rare)
ブルーよりも少し長めに焼いた状態です。
見た目は焼けていますが中心部は生です。 -
・レア(rare)
肉が3割ほど焼けた状態です。
中心部の肉は赤い色をしていますが火は通っています。 -
・ミディアムレア(medium rare)
レアとミディアムの中間の状態です。
表面はしっかりと焼かれており、
中心部も火が通っていますが
生に近い状態が保たれています。 -
・ミディアム(medium)
肉が7割ほど焼けた状態です。
中心部にちょうどよい具合に火が通り、
ピンク色になっています。 -
・ミディアムウェル(medium well)
ミディアムよりもしっかり肉が焼けていて、
中心部にも赤い部分がほとんどありません。
うっすらピンクがかる程度です。 -
・ウェル(well)
肉がしっかりよく焼けた状態です。
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・ウェルダン(well done)
肉が9割ほど焼けた状態です。
中心部までしっかりと火が通っており、
肉汁もほとんど出なくなっています。 -
・ベリーウェルダン(very well done)
ウェルダンよりもさらに火を通した状態です。
中心部まで褐色に焼けていて肉汁も出ません。