スペシャルコラム
2021/04/23

「和牛」と「国産牛」の違いって?

「和牛」と「国産牛」の違いって?

「和牛=国産牛」というのは、実は間違い。「和牛」と「国産牛」、この2つの言葉には明確な違いがあるのです。その違いを商品部・古川智広が解説します。

「和牛」とは
国によって認められた4品種のこと

和牛には厳格な定義があり、黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種の4品種と、その4品種間の交配による交雑種のみが「和牛」として認定されています。

「国産牛」とは
日本国内で飼育された牛のこと

品種や生まれた土地に関係なく、これまでの飼育期間のうち、国内で飼育されている期間が最も長い牛を「国産牛」といいます。

ココが和牛の魅力!

和牛と外国産の一番の違いは、なんといっても脂の旨味!肉と脂、それぞれの旨味を同時に楽しめます。カルビ系は脂身に甘みがあり、ロース系はお肉の甘みをしっかり感じられます。ぜひ、「大将軍」で部位ごとにお肉のおいしさをご堪能ください。

ココが国産牛の魅力!

当社で使用しているのは、和牛種とホルスタイン種をかけあわせた「交雑種」といわれる国産牛です。和牛の肉質のよさとホルスタインの発育のよさを兼ね備え、上質な味をより低価格で味わえるのが特徴です。

おいしいお肉の見極め方

和牛も、国産牛も、鮮度が一番大切!一般に流通している食肉はすべて熟成済みなので、すぐに食べるのが一番。脂ののり方はお好みですが、基本的には赤身が赤々として黒ずんでいないもの。脂身は白ければ白いほど新鮮です。スーパーで売られている切り落としやこま切れ肉は、細かくカットされているため酸化が進みやすく、できるだけ新鮮なうちに食べきってしまうのがおすすめです。

\教えてくれた人/

商品部・古川からのメッセージ
品質は、和牛>国産牛ですが、国産牛も十分おいしいです。また、比較的に脂ののりも国産牛のほうが少ないので、メニューによって使い分けるのもひとつだと思います。

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